バック・トゥ・ザ・フューチャー:ボルボの映画 | ボルボ 正規ディーラー ボルボ・カーズ千種 / 岡崎 / 知多・刈谷 / 大田・川崎

ボルボの映画
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優れた映画では脇役のクルマも輝いて見えます。「ボルボ・オン・ザ・スクリーン」は、そんな名脇役のボルボをご紹介。第14回は、今やSFタイムトラベル物の古典と言える1985年のアメリカ映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」です。

バック・トゥ・ザ・フューチャー
1985/アメリカ映画
原題:Back to the Future
監督・脚本:ロバート・ゼメキス
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
出演:マイケル・J・フォックス/クリストファー・ロイド/リー・トンプソン
Length:1h.56min.

 

ストーリー

ミュージシャンを目指す高校生マーティ・マクフライ(マイケル・J・フォックス)は、深夜のショッピングモール駐車場で、科学者エメット・ブラウン博士(クリストファー・ロイド)が開発したタイムマシンの実験に立ち会う。実験に成功した二人だが、直後にタイムマシンの燃料であるプルトニウムをだまし取られたテロリストに襲撃される。タイムマシンで逃走したマーティは、30年前の1955年にタイムスリップしてしまう。

解説

タイムトラベルを題材にした映画は数多くありますが、この作品ではヘビメタ好きの高校生が1950年代と現代(1980年代)とのギャップに驚いたり、ロック誕生のきっかけになったり、両親が出会う場面に遭遇して自分の存在に危険を及ぼしたり・・・・・・といった奇抜なアイディアが盛り込まれ、一級の娯楽作品になりました。テンポのいいストーリー展開、練り込まれたセリフ、全体に漂う明るい雰囲気は、脚本と監督を務めたロバート・ゼメキス(「フォレスト・ガンプ」1994年)の手腕が光るところです。また人気TVシリーズ「ファミリー・タイズ」(1982~89年)で人気絶頂期にあったマイケル・J・フォックスにとっても最高の当たり役となったほか、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの主題歌「The Power of Love」も、全米チャート1位になりました。

この作品は「アメリカンドリーム」を陽気に描く一方、主に現代のシーンには日本製品(トヨタ、ホンダ、JVCのビデオカメラ、パナソニックの時計ラジオ、フタバのプロポ、アイワのヘッドフォンステレオなど)を次々と登場させるなど、いわゆるプロダクト・プレイスメント(商品を劇中で見せて広告効果を狙う手法)が積極的に行われています。こういった意識的なブランド名の露出は、タイムスリップ先の1950年代との対比にも効果を発揮しています。

もちろん映画の主役となるクルマは、言うまでもなくタイムマシン役に抜擢された「デロリアン DMC-12」 (1980~1983年)。GM出身のジョン・デロリアンが創業したデロリアン社は、映画制作時にはすでに倒産していましたが、このステンレス製ボディとガルウイングドアを備えたアメリカンスポーツカーは、こうして思わぬ形で脚光を浴びました。

登場するのはボルボ 242

物語の序盤、バンドのオーディションに落ちたマーティが、ガールフレンドのジェニファーを相手に「自分には音楽の才能なんてないんだ」と将来を悲観するシーン。街の中心部を歩く二人の背後に、ベージュのボルボ242(240シリーズの2ドアモデル)が現れます。映画公開当時、240シリーズは販売中でしたが、作品に登場するのはチラリと見える丸形ヘッドライトや大型バンパーから、1978年以前のモデルと推測されます。

登場するタイミング:開始から約9分30秒経過時点(約10秒間)

ボルボ 240シリーズとは?

ボルボ 244 セダンボルボ 244 セダン

240シリーズ(1974~93年)は、ボルボを代表するベストセラーモデル。2ドアは「242」、4ドアセダンは「244」、ステーションワゴンは「245」と呼ばれましたが、1983年以降はすべて「240」に統一されています。約20年間にわたって、V6エンジンの「260」シリーズと合わせて合計286万台が生産され、今でも世界中のファンに愛されています。

text by Kei Niwa, DAYS
produced by CREATE